こんにちは😊園芸店オーナーのsayoです😊

ヘデラを育てている皆さん、「先祖返り」って聞いたことありますか?この記事では、ヘデラの先祖返りの対策と、美しい葉を保つための育て方を紹介します。

先祖返りを適切に対処すれば、お気に入りのヘデラを長く楽しめますよ😍

ヘデラの品種を守る

ヘデラは品種改良によって、さまざまな葉の色や模様を持つ種類が生まれました。

今回は、特に斑入りの品種を美しく保つための、大切なお話をしますね。

斑入り品種の魅力

斑入りのヘデラは、葉に白や黄色の模様が入っていて、とても魅力的ですね。

例えば、葉に白い雪が積もったような模様の「雪ほたる」は、冬の寄せ植えに使うと、まるで本物の雪が降っているように見えるんですよ😍

また、小ぶりの葉っぱが可愛い「シルバーチャーミー」は、爽やかな雰囲気で、室内に飾ると、お部屋がパッと明るくなります😊

せっかくの美しい模様を長く楽しむために、日頃のお手入れをしっかりしましょうね。

人気の雪蛍

先祖返りしやすい品種

すべての斑入り品種が先祖返りしやすいわけではありません。

ですが、「雪ほたる」や「シルバーチャーミー」など、特に注意が必要な種類があることも確かです。

他には、葉の縁が黄色で、真ん中が緑色の「ゴールデンチャイルド」や、葉全体が白っぽく、所々に緑色の模様が入っている「ホワイトワンダー」、葉の縁が黄色く波打っている「イエローリップル」などが、比較的先祖返りしやすい品種として知られています。

これらの品種は、定期的に葉の状態をチェックして、早めに対処することが大切ですね。

シルバーチャーミー

先祖返りしやすい環境

ヘデラは、日当たりの悪い場所に置くと、先祖返りしやすくなる性質があります。

具体的には、1日のうち、直射日光が当たる時間が2時間以下の場所で育てていると、先祖返りが起こりやすくなると言われていますね。

また、肥料不足も原因の一つで、特に、春から秋にかけての生育期に肥料が足りないと、葉の色が薄くなったり、先祖返りが起こりやすくなったりします。

お店では、日当たりの良い場所に置いて、肥料も定期的に与えるように気をつけています。

なぜ起こる?先祖返り

先祖返りのメカニズム

ヘデラの先祖返りとは、斑入りなどの品種で、緑色のもとの尖った葉に戻ってしまう現象です。

これは、葉緑素を持たない斑の部分が、葉緑素を持つ緑色の部分に比べて光合成能力が低いため、生育環境によっては緑色の部分が増えてしまうことで起こります。

あとはもともとのもっている遺伝子があり、どうしてもそちらが強くでてくる場合があります

先祖返りは、植物が環境に適応しようとする自然な現象ですが、斑入りの品種を楽しみたい場合は、適切な対策が必要になります。

見分けるサイン

先祖返りの初期サインは、新しい葉が緑色で出てくることです。

最初は1枚だけかもしれませんが、徐々に見られるようになりますね。

具体的な見分け方のサインは以下の通り。

先祖返りを見つけたら、早めに対処することで、斑入りの美しい葉を長く楽しめますよ。

生育への影響

先祖返りした葉は、光合成能力が高く、生育が旺盛です。

そのため、放置すると、斑入りの部分よりもどんどん増えて、最終的には株全体が緑色になってしまうことも。

先祖返りは、ヘデラの生育に必ずしも悪い影響を与えるわけではありませんが、斑入りの品種を楽しみたい場合は、早期発見と対処が大切ですね。

失敗しない!切り戻し

ヘデラの先祖返りは、適切な時期に切り戻しをすれば防げます。

適切な道具を使い、正しい手順で切り戻しをすることが大切ですね。

時期と頻度

ヘデラの切り戻しに最適な時期は、4月から10月です。

この時期はヘデラの成長期なので、切り戻しをしてもすぐに新しい芽が出てきます。

先祖返りの兆候を見つけたら、頻度に関係なく早めに対処することが重要ですね。

必要な道具

切り戻しに必要な道具は、清潔なハサミだけです。

100円ショップで売っている園芸用ハサミで十分ですよ😊

わたしのベイスshopでもとてもよいハサミを販売していますが、どちらでも大丈夫です👍

ハサミを使用する際は、事前に刃を消毒しておくと、切り口からの病気の侵入を防げます。

正しい手順

ヘデラの切り戻しは、先祖返りした部分の茎を、元の葉の付け根から切るだけです。

緑色の葉が出ている部分を切り取ります。

切った茎は挿し木で増やすことも可能です。

挿し木の方法は、別の記事で詳しく解説します。

ぜひ、挑戦してみてくださいね。

育て方で防ぐ!先祖返り対策

この見出しでは、ヘデラの先祖返りを防ぐための具体的な育て方を紹介していきますね。

日当たりと置き場所

ヘデラは、明るい日陰を好む植物。

直射日光が当たると葉焼けを起こしてしまうことがあるので、レースのカーテン越しのような柔らかい光が当たる場所に置くのがおすすめです。

例えば、窓際から少し離れた場所や、室内の明るい場所などが良いですね。

ただし、エアコンの風が直接当たる場所は乾燥しすぎてしまうので避けてください😊

水やりの基本

ヘデラの水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが基本。

目安としては、春から秋の生育期は週に1~2回、冬は10日に1回程度です。

受け皿に水をためたままにしておくと、根腐れの原因になるので注意が必要。

水やり後は、受け皿に溜まった水は必ず捨てるようにしてください。

肥料の与え方

ヘデラは、肥料を与えすぎると先祖返りしやすくなると言われています。

肥料を与える場合は、春から秋の生育期に、液体肥料を2週間に1回程度、または緩効性肥料を2ヶ月に1回程度与えるのがおすすめです。

冬はヘデラの生長が緩やかになるので、肥料は与えなくても大丈夫です。

肥料の与えすぎは、ヘデラの健康を害するだけでなく、先祖返りを誘発する可能性もあることを覚えておきましょう。

おすすめ品種

ヘデラにはたくさんの種類があって、葉っぱの形や模様もさまざまなんですね。

お部屋の雰囲気に合わせて、お気に入りの品種を見つけるのも楽しいですよ。

ヘデラ「雪ほたる」

雪ほたるは、葉っぱに白い雪が散りばめられたような斑(ふ)が入っているのが特徴です。

まるで、粉雪が舞っているみたいで、とってもロマンチックですね。

日当たりの良い場所に置くと、白い斑がよりくっきりときれいに発色するんですね。

ただ、夏の強い日差しは苦手なので、直射日光は避けて、明るい日陰に置いてあげましょう。

冬の寒さにも比較的強いですが、霜に当たると葉が傷んでしまうので、注意が必要です。

ヘデラ「シルバーチャーミー」

シルバーチャーミーは、葉っぱの縁に白い縁取りが入っていて、真ん中が緑色の、とっても上品な雰囲気のヘデラです。

シルバーチャーミーは、明るい場所を好みますが、夏の直射日光は苦手。

一年を通して、レースのカーテン越しのような、柔らかい光が当たる場所に置いてあげるといいですね。

ヘデラには、他にも魅力的な品種がたくさんあるんですね。

これらの品種は、それぞれ違った個性があって、とっても魅力的。

葉っぱの形や模様、成長の仕方など、お好みのヘデラを見つけてみてください。

お部屋の雰囲気に合わせて、お気に入りのヘデラを選んでみてくださいね。

育て方でわからないことがあれば、いつでも聞いてください。

よくある質問(FAQ)

ヘデラの先祖返りって、元に戻せるの?

一度、先祖返りして緑色になった葉は、元の斑入りには戻りません😭

ですが、先祖返りした部分を切り戻しすることで、新しい芽を出し、斑入りの葉を維持できます😊

ヘデラの葉が黄色くなってきたけど、これも先祖返り?

葉が黄色くなるのは、先祖返りとは別の原因が考えられます。

日照不足や水不足、根詰まり、病害虫などの可能性があるので、まずは原因を特定しましょう。

ヘデラを外で育てても大丈夫?

ヘデラは屋外でも育てられます。

ですが、夏の直射日光や冬の霜に注意しましょう👍

心配な場合は、鉢植えにして、季節に合わせて移動させるのがおすすめです。

ヘデラに虫がついた!どうしたらいい?

ヘデラには、ハダニなどの害虫がつくことがあります。

見つけたら、早めに殺虫剤を使うか、水で洗い流してください。

日頃から風通しを良くしたり、乾燥させないように予防することも大切です。

ヘデラって、どのくらいの大きさになるの?

ヘデラはつる性の植物で、どんどん伸びます。

伸びすぎた場合は、切り戻しをして大きさを調整しましょう。

ハンギングバスケットに植えて、垂らすように育てるのも人気です。

まとめ

今回の記事では、ヘデラの先祖返りについてお話ししました。

もし、皆さんのヘデラに先祖返りの兆候が見られたら、早めに切り戻しを行いましょう😍

そして、適切な日当たり、水やり、肥料を与えることで、美しいヘデラを長く楽しんでくださいね。

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