観葉植物の種類や選び方で悩んでいませんか?この記事では、寒さに強い観葉植物の選び方から、初心者さんでも簡単に育てられる種類長く楽しむための育て方のコツまで、園芸店オーナーsayoが徹底的に解説します。

「部屋に緑が欲しいけど、すぐに枯らしてしまいそう…」と心配な方も、この記事を読めば大丈夫!きっと、あなたにぴったりの観葉植物が見つかりますよ。

観葉植物選びで失敗しない3つのコツ

初めて観葉植物を育てる場合、何を基準に選べば良いか迷うかもしれませんね。

観葉植物には、寒さに強い種類や日陰でも育つ種類など、さまざまな特徴があります。

そこで、初心者さんが観葉植物選びで失敗しないための3つのコツを紹介します。

寒さに強い種類を見極める

観葉植物を選ぶ上で、寒さに強い種類を選ぶことはとても大切です。

日本の冬は、室内でも温度が下がりやすく、暖房を使うと乾燥します。

そのため、寒さに弱い種類だと、葉が落ちたり、枯れてしまうことがあります。

具体的には、耐寒温度が5℃以上の種類を選ぶと安心です。

例えば、サンスベリアやポトス、ガジュマルなどは、耐寒性が高く、初心者さんにもおすすめです。

これらの種類は、10℃程度の室温でも元気に育ちます。

観葉植物の耐寒温度は、あくまでも目安です。

購入する前に、お店の人に確認したり、ラベルをチェックすると良いでしょう。

地域や置く場所によってかわるので、

地元の園芸店さんに聞きながら購入されることを

おすすめします😊

日当たりを考慮する

観葉植物の生育には、日光が欠かせません。

しかし、種類によっては、直射日光が苦手なものや、日陰でも育つものがあります。

お部屋の日当たりに合わせて、適切な種類を選びましょう。

例えば、日当たりの良い場所に置くなら、アロエやサボテンなどの多肉植物がおすすめです。

これらの植物は、日光をたっぷり浴びることで元気に育ちます。

一方、日当たりの悪い場所に置くなら、アグラオネマやカラテアなどがおすすめです。

これらの植物は、耐陰性があり、日陰でも育てられます。

カラテア

観葉植物を置く場所の日当たりは、季節や時間帯によって変化します。

窓際に置く場合は、レースのカーテン越しに日光を当てるなど、工夫しましょう。

ライフスタイルに合わせる

観葉植物を選ぶ際は、ご自身のライフスタイルも考慮しましょう。

例えば、旅行などで家を空けることが多い方は、乾燥に強い種類を選ぶのがおすすめです。

具体的には、サンスベリアやザミオクルカスなどは、乾燥に強く、水やりの頻度が少なくても育てられます。

週に1回程度の水やりで十分なので、忙しい方にもおすすめです。

ただ、サンスベリアは冬場に水やりをすると

根腐れする可能性がありますので注意が必要です😀

観葉植物の水やりや肥料の与え方、植え替えのタイミングなどは、種類によって異なります。

購入する前に、育て方を確認し、無理なく育てられる種類を選びましょう。

観葉植物選びは、種類だけでなく、育てる環境やライフスタイルも考慮することが大切です。

あなたにぴったりの観葉植物を見つけて、緑のある生活を楽しんでくださいね!

初心者さんにおすすめ!寒さに強い観葉植物7選

初めて観葉植物を育てるなら、寒さに強くて、手間いらずの種類を選ぶのがおすすめです!特に、冬の寒さや暖房で乾燥する部屋でも元気に育つ種類を選べば、失敗も少なく、緑のある暮らしを楽しめますね。

サンスベリア:空気をきれいにする

サンスベリアは、NASAの研究で空気清浄効果が認められた観葉植物です。

ホルムアルデヒドなどの有害物質を除去し、マイナスイオンを放出すると言われています。

サンスベリア

サンスベリアは、乾燥に強く、水やりを控えめに管理できるため、初心者さんでも育てやすいです。

玄関やリビングなど、場所を選ばずに飾れますね。

ポトスは、つる性の観葉植物で、ハンギングバスケットや棚の上など、高い場所に飾るとおしゃれです。

葉の色や模様のバリエーションが豊富で、インテリアに合わせて選べます。

育てやすい植物ポトス

ポトスは、比較的寒さにも強く、丈夫で育てやすいです。

日陰でも育つため、置き場所を選ばない点も魅力です。

ガジュマル:「多幸の木」とも呼ばれる縁起物

ガジュマルは、沖縄地方では「キジムナー」と呼ばれる精霊が宿る木として、古くから大切にされてきました。

「多幸の木」とも呼ばれ、縁起の良い観葉植物として人気があります。

ガジュマル

ガジュマルは、乾燥に強く、水やりの頻度を少なく管理できます。

独特な樹形は、お部屋のアクセントになりますね。

アスプレニウム:シダ植物

アスプレニウムは、シダ植物の一種で、光沢のある葉が特徴です。

直射日光を避け、湿度の高い環境を好みます。

シダ植物

アスプレニウムは、空気中の湿度を保つ効果があると言われています。

加湿器代わりに、寝室などに置くのも良いですね。

オリヅルラン:初心者でも育てやすい

オリヅルランは、細長い葉が垂れ下がる姿が特徴的な観葉植物です。

ランナーと呼ばれる茎を伸ばし、その先に子株をつけることから、「子孫繁栄」の象徴ともされています。

オリヅルランは、丈夫で育てやすく、初心者さんにもおすすめです。

乾燥にも強く、水やりを多少忘れても大丈夫です。

モンステラ:おしゃれな空間を演出

モンステラは、葉に切れ込みや穴が開いた、個性的な姿が人気の観葉植物です。

生長すると、気根と呼ばれる根を伸ばし、独特の雰囲気になりますね。

モンステラ

モンステラは、比較的寒さにも強く、育てやすいです。

大型になる種類もあるため、リビングのシンボルツリーにも良いですね。

パキラ:金運アップ

パキラは、手を広げたような葉の形が特徴的な観葉植物です。

幹を編み込んだ仕立てが人気で、「発財樹」とも呼ばれ、金運アップの縁起物とされています。

パキラ

パキラは、乾燥に強く、丈夫で育てやすいです。

オフィスやお店に飾るのも良いですね。

これらの観葉植物は、寒さに比較的強く、初心者さんでも育てやすい種類です。

お店のスタッフに相談しながら、ご自宅の環境に合う観葉植物を見つけてみてください。

観葉植物と長く付き合うための育て方

初めて観葉植物を育てる人にとって、水やりや置き場所、肥料など、わからないことが多いかもしれません。

でも大丈夫!基本的なポイントさえ押さえれば、観葉植物は元気に育ちます。

長く付き合うための育て方のコツを5つ紹介しますね。

水やりの基本

上の記事で詳しく書きましたが、

観葉植物の水やりは、土の表面が乾いてからたっぷりと与えるのが基本です。

土が湿っているのに水を与え続けると、根腐れの原因になることがあります。

特に冬は、観葉植物の成長が緩やかになるため、水やりの回数を減らしましょう。

土の表面が乾いてから数日後に水やりをするくらいで十分です。

置き場所のポイント

観葉植物は、種類によって好む明るさが違います。

直射日光が当たらない、明るい日陰を好む種類が多いです。

日当たりが良すぎると葉焼けを起こしてしまうことがあるので、注意しましょう。

エアコンの風が直接当たる場所も避けてください。

乾燥しすぎて、葉が傷んでしまうことがあります。

肥料の与え方

観葉植物の成長期である春から秋にかけて、肥料を与えるとより元気に育ちます。

冬は観葉植物の成長が止まるので、肥料は必要ありません。

肥料を与えすぎると、かえって根を傷めてしまうことがあるので注意が必要です。

肥料のパッケージに記載されている用法用量を守って使用しましょう。

植え替えのタイミング

観葉植物が大きくなって、鉢とのバランスが悪くなってきたら植え替えのタイミングです。

2〜3年に1回、5月〜9月頃に行うのがおすすめです。

新しい鉢に植え替える際は、水はけの良い観葉植物用の土を使用しましょう。

植え替え後は、直射日光の当たらない明るい日陰で管理し、1週間ほど経ってから水やりを再開します。

病害虫対策

観葉植物に付きやすい害虫は、アブラムシ、ハダニ、カイガラムシなどです。

これらの害虫は、葉の裏や茎に付着して、植物の栄養を吸い取ってしまいます。

害虫を見つけたら、早めに対処することが大切ですね。

数が少ないうちは、手で取り除いたり、濡れた布で拭き取ったりするだけでも効果があります。

失敗談から学ぶ!観葉植物を枯らさないために

「観葉植物を枯らしてしまった…」という経験は、誰にでもあるものです。

でも、失敗から学ぶことで、次はきっと上手に育てられますよ!ここでは、よくある失敗談と、その対策を紹介しますね。

水やりを忘れちゃった

観葉植物を枯らしてしまう原因で一番多いのが、水やりのしすぎ、または水不足です。

特に、忙しい毎日を送っていると、ついつい水やりを忘れてしまうことがありますよね。

水やりの基本は、「土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与える」 ことです。

ただし、冬場は観葉植物の成長が緩やかになるため、水やりの回数を減らし、乾燥気味に管理しましょう。

暖房の風が直撃

冬場、暖房の効いた部屋は乾燥しやすく、観葉植物にとっては過酷な環境です。

特に、暖房の風が直接当たる場所は、葉が乾燥して傷んでしまいます。

観葉植物を置く場所は、暖房の風が直接当たらない、部屋の隅や窓際がおすすめです。

また、加湿器を併用したり、葉に霧吹きで水をかけたりして、湿度を保つようにしましょう。

日光不足で弱々しい

観葉植物は、光合成をして成長します。

そのため、日光不足になると、葉の色が悪くなったり、茎がひょろひょろと伸びてしまったりします。

観葉植物の種類によって、必要な日光の量は異なります。

日陰でも育つ種類もありますが、基本的には、明るい場所に置くようにしましょう。

根腐れの原因と対策

根腐れは、水のやりすぎや、水はけの悪い土を使うことで起こります。

根が腐ってしまうと、水分や栄養を吸収できなくなり、枯れてしまうことも。

根腐れを防ぐためには、水やりは控えめに、水はけの良い土を使うことが大切です。

また、鉢底に穴がない、または、穴が小さい鉢は避けましょう。

根腐れのサイン

根腐れを起こすと、次のようなサインが現れます。

これらのサインに気づいたら、早めに対処しましょう。

葉っぱが落ちる理由

葉が落ちる原因は、さまざまです。

環境の変化、水不足、根腐れ、病害虫など、原因を特定して、適切な対処をしましょう。

環境の変化は、観葉植物にとって大きなストレスになります。

購入したばかりの観葉植物や、置き場所を変えたばかりの観葉植物は、葉が落ちやすいです。

失敗は誰にでもあること。何度も言いますが、私もいまだに失敗だらけです😅

失敗から学び、観葉植物との暮らしを楽しみましょう!もし、育て方でわからないことがあれば、いつでも相談してくださいね。

園芸店オーナーのまとめ

今回の記事では、寒さに強い観葉植物の選び方と、初心者さんでも簡単に育てられる種類、そして長く楽しむための育て方のコツを、園芸店オーナーのsayoがお伝えしました。

観葉植物は、お部屋に緑を取り入れて、癒やしの空間を作ってくれます。

あなたも、この記事を参考に、お気に入りの観葉植物を見つけて、育ててみませんか?育て方でわからないことがあれば、いつでも私に相談してくださいね🤗こちらでも購入できますよ😊